ケア会議を重ねるにつれて,倉敷地域に根付いた課題が浮かびあがってきます。就労の問題,住居の問題など。毎回のようにつまずく問題は地域の弱点といえます。これを放置することなく,少し掘り下げて一つ一つを解決していかなければ,いつまでたっても次のステージに進めません。テーマごとに,あるいは小地域単位で具体的な解決策を協議する場。これが専門部会です。
今まさに困っている人をどうするかを協議するケア会議に対して,専門部会はもう少し長期的なビジョンで,地域に深く根付いた課題を解消するために必要な取り組みを協議する場です。
うさぎの「瞬発力」がケア会議ならカメの「持久力」が専門部会。倉敷地域自立支援協議会の両輪です。