倉敷地域自立支援協議会


自立支援協議会の歩み

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6 倉敷自立支援協議会の未来像

 お気づきでしょうが,自立支援協議会というものを突き詰めていけば行くほど,障がい福祉分野には納まりきりません。何も障がい者のいる家庭だけが困っているわけではありませんから。自立支援協議会は障がい福祉分野を発端としますが,上手く機能すれば地域の支えあいの仕組みへと発展する可能性を秘めているのです。

 ネットワークの重要性はあらゆる分野で語られるところですが,これは一朝一夕に築かれるものではありません。一人を支えていく過程の中で,お互い思い悩み時には意見を戦わせることで,本当の意味のネットワークが形成されます。

 お互い立場は違うけれど,何か困りごとがあったときに,当たり前のように集まって本音で話し合える。これが倉敷地域自立支援協議会の目指すところです。

 措置から支援費,支援費から障害者自立支援法と,ここ数年で障がい者をとりまく制度がめまぐるしく変化しました。制度改正のたびに,障がい当事者や関係機関は振り回され不安に陥ります。しかし,一人の障がい者が地域で暮らすことには何の変化もありません。超少子高齢社会が加速度的に進行し,国や地方が疲弊している中で,多くを望めない状況だからこそ,お互いに支えあっていくしかありません。逆に言えば,地域の支えあいの仕組みがきちんとできていれば,どんな逆風が吹こうとも乗り越えられるはずです。

 良い意味でも悪い意味でも刺激が強いのが地域生活。地域生活にトラブルはつきものだからこそ,困りごとを抱える人に末永く寄り添えるよう,息の長い自立支援協議会を目指します。



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