平成25年度倉敷市精神保健医療福祉連絡会 |
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開催会場:くらしき健康福祉プラザ プラザホール
参加人数:82人 |
1. 開会挨拶(倉敷市保健所 中野副参事)
2. 講演(県精神保健福祉センター 地域支援科長 近藤卓氏) 【内容】 近藤氏の37年間にわたる、「あたりまえの人間としてのあたりまえの生活(人生)」が送れるための精神保健福祉活動実践について報告された。その実践のうち、特に「利用者につきあい信頼関係を構築し、それを他者やより広い社会の中に広げていく。」「利用者を変えようとしない。自己決定を尊重すること。」「ネットワークをつくりながら、理念を広めていくこと。」の必要性について御講義された。 3. シンポジウム (シンポジスト) 倉敷仁風ホスピタル 井上氏、倉敷地域生活支援センター 赤澤氏、和・介護ステーション 石迫氏、めやす箱 池田氏 (コーディネーター) 川崎医療福祉大学 大野先生 【内容】 それぞれの機関が持つ強みや弱みを御報告いただいた。医療機関であれば、治療はできるが地域での生活が見えにくい。支援センターは臨機応変に対応できるが、本人の生活に密着できるわけではない。ヘルパー事業所は、生活に密着した支援はできるが、距離感が近すぎるために攻撃の対象にもなりやすい。通所の事業所は、日中の居場所にはなるが、夜間の対応はできにくい。意見交換では、そのような機関の特性を相互に理解し、また、どの機関もマンパワーが十分でない中サービスを提供していることを踏まえて連携を図っていく必要性があることを共有した。 4. 閉会 |