平成26年3月 |
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開催会場:くらしき健康福祉プラザ 201
参加人数:22人 |
1. 精神保健福祉法の改正について(事務局より)
(内容) H26.4から改正精神保健福祉法が施行される。保護者制度の廃止、医療保護入院者の退院支援の促進のための取り組みの規定等、医療機関だけでなく地域の関係機関にとっても大きな改正となる。特に、全ての医療保護入院者に退院後生活環境相談員を選任し、H26.4以降に医療保護入院となった方については退院支援委員会を開催するようになる医療機関にとっては、業務の幅が増えるために事務処理量の増加や遵守すべき事項を理解する必要があるなど、年度末から年度当初にかけては大変ご苦労されることが想像される。また、市長同意による医療保護入院の規定も変更となっており、これまで市長同意として受けていたが受けられないような場合があるため、対応については十分な配慮が必要となる。 (意見交換) ・ 退院を促進するための法改正と捉えているが、この改正だけで退院促進につながるとは思えない。場合によっては、十分な調整がないまま退院となるようなケースも出てくると思われる。 ・ 医療機関の取り組みだけでなく、地域援助事業者として地域の支援機関に求められることも増えてくる。しかし、これまでどおりケア会議を通じてみんなでその人を支えるためにチームを組むということに変化はない。 ・ 退院支援と同時にその人を受け入れる地域づくりも重要である。 2. 今年度の振り返り ・ 部会に参加して、倉敷地域の精神保健福祉の全体像が見えてよかった。 ・ 倉敷地域福祉資源マップが所属機関において有効活用されている。取り組みが自分自身の活動に反映されているのでやりがいがあった。 ・ 来年度は地域移行推進員を配置するなどの実のある取り組みを行ないたい。 3. その他 (NPO岡山マインド「こころ」より) ・4月4日(金)に倉敷神経科病院において入院患者さんとの交流会を開催。地域の方にもぜひ参加して欲しい。 |