平成26年10月 |
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![]() 参加人数:23人(+3人) |
![]() 講義「倉敷神経科病院の取り組みについて」 講師:倉敷神経科病院 事務長 森定 尚氏、看護部長 平野麻理子氏、作業療法士 西本 由香里氏、精神保健福祉士 越智 允子氏 (内容) ・現在稼動している病床は130床。入院されている方もその家族も高齢化しており、退院するための動機付けが低い現状がある。さらに、今年度の精神保健福祉法の改正により、医療保護入院者の退院支援に関することが増え、任意入院者への働きかけがマンパワー的に難しくなっている。病院のスタッフだけでは限界を感じており、NPO岡山マインド「こころ」との交流会は病院としては非常にありがたく感じている。マインドとの交流会はH25.10〜隔週で開催しており、回を重ねるごとに参加者が増えている。 ・マインドのメンバーが患者さんの名前を覚えてくれて、声をかけてくれることが患者さんにとってはとても嬉しく感じるよう。普段病院のスタッフには見せてくれないような姿をマインドとの交流会の際には見ることができる。この患者さんにはできないと思っていたことが意外にできたりする。 ・外から支援者が入ってくることに最初は患者さんだけでなく、スタッフもとても緊張した。看護師として見ていて思うのは、外から人が入ってきたことで患者さんがとても頑張るようになった。この人が退院して地域で生活できるの?と思う人が退院して、地域で普通に生活しているのを見ると、入院している人はみんな退院できるのではないかと感じる時もある。 |
![]() 「研修委員会」 ・来月は事例検討を行う。事例については、発達障がい者支援センターの太田氏に依頼予定。 ・倉敷市精神保健医療福祉連絡会は、「精神障がいを理解する」をテーマに検討中。 「広報委員会」 ・取材については委員会メンバーだけで実施することができることとなった。事業所によっては依頼文が必要な事業所があり、作成は事務局で行って欲しい。 ・マップの冊子化にあたり、表紙に当事者が描いたの絵などを貼りたいので、各機関で募集して欲しい。 「活動提言委員会」 ・今月までの病院の取り組みの報告からスタッフが変化する必要性があること、啓発のチラシの作成、機関による支援の抱え込みなどの課題や取り組みの必要性について共有した。 ・次回は本日話をしていないメンバーからの意見を聞く。 |