平成26年8月 |
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開催会場:倉敷健康福祉プラザ和室
参加人数:27人(+実習生6人) |
【研修企画】
講義『精神保健福祉法の改正について』 講師:倉敷仁風ホスピタル 精神保健福祉士 佐藤 宏行氏、安藤 祐子氏 (内容) ・改正の大きなポイントとしては、保護者制度が廃止され医療保護入院の同意が保護者から家族になった点、退院後生活環境相談員が選任されて退院支援会議等を開催することになった点である。 ・実際に退院支援委員会を開催したことで、看護師の退院促進の意識が高まった。しかし、重度の認知症患者さんなどは病気の特性により意思確認が得られにくく、精神保健福祉法での対応に限りがある。 ・医療保護入院者の退院支援が促進される一方で、書類業務が増えてかかわりの時間が減る可能性がある。また、医療保護入院者のことで手一杯になり、任意入院者の退院の働きかけが疎かになるなど問題点も感じられる。 |
【委員会活動】
「広報委員会」…社会資源マップの作成については、今後、新規通所事業所の取材以外に地域活動支援センターT型と相談支援事業所の取材を行う予定で調整中。冊子の作成については、設置場所の検討を行っている。 「研修委員会」…9月の内容は、まきび病院の活動について原田PSWから話をしてもらう。今後の企画としては、「成年後見制度について」や「精神障がいを持つ当事者の受け入れを行っている不動産業者や大家さんの講話」など検討している。 「活動提言検討委員会」…前回、岡山マインドこころの多田氏から提言のあった「グループホーム整備」に向けて改めて多田氏から資料提示があり、内容をメンバーで共有した。今後、中身を精査するとともに他の取り組むべき課題についても検討を行う。 |