平成25年7月 |
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7月
●前半 研修 【テーマ】事例検討会 「倉敷仁風ホスピタルの相談事例から」 (倉敷仁風ホスピタル井上PSW) 【内 容】 平成9年に現在の病院長が就任し、地域に開かれた病院となるよう、デイケア等が実施されるようになった。現在、月平均の入退院者は40〜50名であり、入れ替わりが激しい状況にある。入退院者の半分は医療保護入院であり、入院手続き等の事務的な仕事にPSWは多くの時間を割かれる。 (事例検討事項) 現在井上PSWがかかわっている事例について、本人と家族との関係をどのように再構築していくか?また、成年後見制度の申請を現時点でしたほうがよいのか?検討。 (事例の検討結果) ・成年後見制度は医師の判断が必要。本人には判断能力がないと考えられるエピソードが乏しい。本人の希望を聞く必要があるのではないか。 ・退院後は社会資源の活用を検討する必要がある。家族だけでなく、周囲から孤立しやすい人であるからこそ、人がかかわる中で回復が期待できる。 ●後半 委員会活動 【研修委員会】 当事者が感じる地域の課題や、支援者に求めるものについての意見を聞く研修会を検討している。7月は岡山マインドとスピーカーズビューローの当事者の参加協力をお願いし研修会を設ける予定。 【広報委員会】 無料ホームページを立ち上げに向けてホームページ班とインタビュー班に分かれて検討していく予定。 【普及啓発委員会】 当事者部会の設立に向けて「かけはし会議」を、各当事者団体の代表者が集まって開催している。現状は、今後の活動を検討している段階。精神部会としてどのような支援ができるか検討を行なった。 |