平成25年6月 |
---|
|
●前半 研修
【テーマ】機関見学会 『あずま会倉敷病院』 (あずま会倉敷病院 重藤院長、平岡PSW) 【内 容】 平成24年2月より、あずま会倉敷病院として運営している。現在の病床数は209床あり、現在148人の方が入院している。来年には、新病棟が完成する予定である。病棟機能としては、1病棟−身体合併症を有する認知症高齢者。2病棟−徘徊等の周辺症状がある認知症高齢者。3病棟−統合失調症や気分障害などの精神疾患を有する方、周辺症状の落ち着いた認知症高齢者に対応している。3病棟においては、社会的入院者となっている方とスピーカーズビューローの当事者の方との交流会を月に1回定例で開催している。 入院者の疾患別割合としては、認知症−65%、統合失調症−25%、精神遅滞−5%、その他−5%となっている。 現在、外来は行っていないが、関係機関からの相談があれば受診や入院の受け入れを行っている。高齢者支援センターや一般科病院から、精神症状を有する方の入院相談を受けることがある。 ●後半 委員会活動 【広報委員会】 ホームページ作成については、既存の自立支援協議会ホームページとリンクさせる。今後、ホームページ班とインタビュー班に分かれて作業を行う。 【普及啓発委員会】 ・当事者部会設立に向けて、当事者団体の代表者が集まって月に1回話し合いを行っている。今後、市内の大学生と今年度実施する啓発企画を共同で考えていく予定。 ・社会的入院者の地域移行についての課題や未受診者、治療中断者への対応についてなど、新たな取り組みを検討していく。 【研修委員会】 ・年間テーマを決めて、一貫した研修を実施していきたい。 ・事例検討は様々な人の意見を聞く機会であり、事例を通じて地域の課題を共有することもできるので、今後実施を検討する。 ・部会活動を通じて顔の見えるつながりはできているが、各機関の活動を十分理解できていない。今後も各機関の取り組み紹介等行っていく必要がある。 |