倉敷地域自立支援協議会


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テーブルまび会議録詳細

テーブルまび2015年度 第4回ミーティング
会議日時
平成27年7月12日(日) 13:00〜
テーブルまび2015年度 第4回ミーティング

■ 日時:2015年7月12日(日)13:00〜15:00
■ 場所:真備公民館 箭田分館 集会室
■ 参加者:リーダー、当事者X、当事者I、マインドD、当事者j、当事者s、当事者D、大学A、老健O、当事者F、マインドF、マインドE、当事者p(父)、当事者p(敬称略)

―自己紹介と近況報告の後―

リーダー:ご自由に、何でもお話しをしたい方が居られましたら・・・。当事者X君なんか、マインド来られて、2ヶ月ちょっと・・・(18日で3ヶ月です。)いかがですか?真備に来られて、3ヶ月弱・・・。

当事者X:うーん。やっぱり、楽しいですよ。楽しいというか・・・、いろんな人と話ができて・・・。

リーダー:ここへ来る前のことって、そんなに皆さん、あんまり知らないんじゃないかなあ・・・。まあ、
言いたいか、言いたくないかは別にして・・・。

当事者X:そうですね。ここへ来る前は、転々としてたんですけど・・・。ここに来る前は、和気のグループホームに住んでいて、ここと同じように、支援センターもあって、そこで支援を受けながら生活していて、職場が、旭川荘(病院兼宿泊施設)で、洗濯物をたたんだりする仕事と、そこは宿泊施設もあるので、そこの病棟の掃除とかをしてました。それで、こちらに移ってくる流れとしては、ほんの小さなボヤキから始まって、「このままで良いのかなあ。」という言葉を一般の人Kさんに拾っていただいて、話を詰めていったら、「真備に来ないか。」という話になって、「行ければ、行ってみたいですね。」って言ったら、「その決意は、固い?」と言われて、「はい。固い方に近いと思います。」って答えて、そしたら、一般の人Kさんがリーダーさんに連絡を取ってくれて、3日位したらリーダーさんからOKが出たんです。3日で、答えが出るような問題なのかなって思いました。(大爆笑)すごく早いなあと思いながら、こちらに来ました。で、もう、引越しも、あれぐらいの軽自動車の中に「となりのトトロ」の引越しシーンのようにパンパンに詰めて・・・
(そうじゃった、そうじゃった。)で、来ました。それで、もう3ヶ月近くまで経ったのが信じられないくらい、ゆったりと過ごせて、とても嬉しい気持ちで一杯です。以上です。(ありがとうございます。)

リーダー:早かったなあ。

当事者D:よう考えたら、まだ、3ヶ月なってないぐらいなんじゃなあ。

当事者X:そうですねえ。3ヶ月というか、まだ、1週間あるんですが・・・。

当事者D:道とか、どんな?地理は・・・。

当事者X:総社までは、大体、わかります。後は全然わからない。

リーダー:小さなボヤキ。「このままで、いいのかな?」という・・・。何を思って、そう思われていたんですか?

当事者X:何を思って?こう、仕事もこのまま続けていいのかな、とも思って・・・、それで失業して・・・、そうしたら、他の人から支援を色々してもらって・・・、甘えてばかりでいいのかなと、職を探さなきゃとか、場所を変えてみた方がいいのかなあと、いろいろ思って、それで出たのが「これでいいのかなあ?」っていう言葉でした。

リーダー:いろんな仕事を探されたりしたけど、作業所へ行かれたり・・・、(はい。)B型やったかねえ。今でも探しておられるけどねえ。(はい。)和気の方で、やってはった、支援センター、知的の社会福祉法人が運営しておられる支援センターでしたかねえ?

当事者X:そうですねえ、知的、精神、発達の方は、よく見かけてました。

リーダー:一般の人Kさんから、何か和気ではいけない話、いっぱい聞いて・・・。そういう話で、嵐のように話が舞い込んできて、これは、いっぺんにやるしかねえ・・・、みたいな、ちょうど、そこ(マインドホーム1)が出来たばっかしやったから・・・。じゃあ、もう、使いねえって、3日で即決じゃったなあ。(笑)

当事者X:あの早さには、びっくりしました。

リーダー:これも何かのご縁じゃったんでしょうかなあ。

当事者X:もう、本当に縁だったと思います。

―ここで、遅れてこられてこられた方の自己紹介―

マインドB:(ご自分の腰痛のお話から、一般的にテンションが高くなると調子が良くなるというお話やミュージシャンのテンションが高いという話になって・・・)

当事者s:それで、成功してる方もいっぱいいるんです。社会で認められることで成功した人は、それでいけるんですが、それぞれに自分のやりたいことや好きなことが周りに認められないと、最近、それがすぐに身体に出ます。胸が痛かったり・・・、(わかる、わかる。)もう、急に来ました、私も。テンション高い時は、全然動けるし、どこも痛くない。

マインドB:身体の健康と心の健康とどちらが重要かと言われるんですが、あれ、嘘ですよ。身体が痛かったら、心の健康もありえない。

当事者s:若い時は、何とかなったけど、最近、身体が動かないと、どんどんどんどん下降してきます。

マインドB:みんな、テンション高い方が良いわあ。ただ、周りに迷惑かけたらいけんけど・・・。嘘ついたりとか・・・。

当事者s:それが、調節できんから、病気なんです。私なんか、特に躁鬱なんで、コントロールが利かないんです。落ちたら、中々上がれないし、上がってる時を押えて押えていうのも中々できない。周りの人からの言葉も冷静に聞けなくなる。難しいなあと思う。

当事者D:上がってるという自覚はあるん?

当事者s:ある程度は、あるんです。元気だから。10年以上付き合ってきたから・・・。で、昔との違いもわかるんだけど、どうしても上がってるのを押えるとか、鬱になってるのを上げるとかは出来ない。もう、待つしかないんですよ。私もいろいろあって、しんどかったんですが、支援センターで話を聞いてもらって、何度か救われたって感じです。聞いてもらうだけでも、自分では上げれないけど、誰かに聞いて欲しい。しんどいんだっていうのを誰かに聞いて貰って、受け止めて貰うと何とかやっていけるかなあ、というのを最近感じました。

マインドB:聞いてもらうのを、聞く人って、リーダーさんよく言われるように、プロは要らないんです。普通の人に聞いて貰えばいんです。

当事者s:同じ立場で、聞いてもらって、大変じゃったなあ、言うて貰うのが、一番ホッとした。病院行って「しんどいんです。」言うても、平気な顔で「薬飲みなさい。」言われると、逆に落ち込んで帰ったり、
血圧下げる薬を貰ってるんですが、病院行って「薬減らしてください。」言うても、聞いてもらえなくて、「薬、飲んでください。」言われて、病院で測ったときが、一番高かった。もう、笑いました。

当事者j:私も「痩せなさい、痩せなさい。」言われて、痩せていきょうると膝が余計痛くなったり、血圧が高くなったりするんですが、これじゃいけん。まだ減らさにゃあいけんかなあ思うんですが、どうしても体重減らすと痛くて、立てなくなってきて、それも困ってきたことじゃなあと思うんですが、どうしたら良いか・・・。

リーダー:もっと歩けえ!(大笑)当事者jさんの場合は、特に、月・水・金曜日になったら、足が痛うなったり、頭が痛うなったりするもんねー、何ででしょう?(「何でえ・・・。」と泣きが入る。)

当事者s:わかる、わかる。気持ちの面もあるかもしれん。私もようなる。「頭が痛い。」いうのも、本当に痛うなるんですよお。(だと思うなあ。)悪くないんかも知れんけど、痛い時って、痛くなるんですよ。気のせいか。まあ、無理せずに、少しずつにしイ・・・、焦ってもいけんし・・・。

リーダー:月・水・金になったら、足が痛うなるけど、今日なんか、某当事者kさんがエスコートしてくれて散歩にいったら、ニコニコして帰って来ょうたがあ。あの違いは何なんだあ。

当事者j:あれは、犬に癒されたんです。(わかる、わかる。)犬が癒してくれたんです。犬が喜んでくれたんです。

リーダー:まあ、正直なもんじゃなあ。当事者Eさん、遅れてこられたんで、近況報告とか、何か、皆さんにお伝えしたいことがありましたら・・・。

当事者E:今通ってる「まびの道」で、しばらく仕事を午後からの半日にしてたんですけど、朝からの1日に戻したんですよぉ。7月から・・・。半年間ほど、お昼まで休んで、それから出でくる習慣が中々抜けなくて、上手く軌道に乗れなかったんですが、朝9時には出てくるいうのをやっていこうと思ってます。
近況はそんな感じです。ちょっと生活が乱れてましたから・・・。

リーダー:はい。では、皆さん、他に話したいことはありませんか?

当事者D:発達の当事者会行っても思うんじゃけど、精神の人にも言えるんかなあと思うことでもあって、さっきの当事者jさんの話のように、気分が良かったら歩けるみたいな、気持ちの病気じゃけえ。気持ちが良かったら、回復するみたいなことは、あるんじゃけど、そっちに持って行くいうのが、苦手な人が多いんかなあと、今、思って・・・。思い当たる人や、反論があったら・・・。かくいう自分も、いい気分に持っていくのが苦手だなあと思って・・・。面白くない考え方に捉われたりすることが多いです。

マインドB:持って行くというか、やっぱり、人との関わりの中で、気分も変わったり、言葉も出てきたりするから、人と関わるいうのが苦手な人が多いかなあ・・・。どういう話を持っていったらいいとかが、苦手というか・・・。

当事者D:確かに、発達の当事者会でも、初めての人と話すのが苦手とか・・・聞くなあ。

マインドB:やっぱ、環境じゃないかなあ。

当事者D:確かに、発達の人で、話すの苦手とかいうのは、適切な環境で学べなかったいうか、経験不足とか、マイナスの経験が大きかったとかいう話が、福山の会でも出たなあ。

―この後も、一人になりたい時と誰かに傍に居てほしい時、ゲームの問題から、恋愛談義、失敗の出来る環境での練習が出来ることの大切さ、先日の中学生の自殺について、本当の気持ちが言える場があることのありがたさ、当事者の意見を大切にして欲しいなど、様々な話に発展し、散会となりました。

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