倉敷地域自立支援協議会


専門部会

相談支援部会会議録詳細

令和元年度 第2回 相談支援部会(全体会)の報告書をアップしました
会議日時
平成31年8月21日(水) 13:30〜
令和元年度 倉敷地域自立支援協議会
第2回 相談支援部会(全体会) 報告書

 令和元年8月21日(水)、くらしき健康福祉プラザ201研修室にて「第2回 相談支援部会(全体会)」を開催しました。
出席機関:37機関  出席者: 54名(うち実習生2名、見学5名)
進行:事務局(倉敷地域基幹相談支援センター)

1.あいさつ
  倉敷市障がい福祉課 西村主幹よりご挨拶をいただきました。
【報告事項】
@ モニタリング月を変更する場合は、事前に届け出をしてほしい。
A南岡山医療センターの療養介護が38名に増員になった。現在32名が利用、6名の空きあり。
B倉敷市障がい福祉課の窓口の相談員を募集しているため、詳細は倉敷市のホームページからも閲覧でき、問い合わせでも対応する。

2.障がい児・者における消費行動と消費者トラブルについて(消費者庁より)
消費者庁の横山氏、阿部氏、金城氏、大島氏(消費者庁)、矢吹氏(岡山県消費者センター)が自己紹介された。
消費者庁の活動
2017年に消費者庁の徳島のオフィスが開設。障がい者の買物調査を行った。
2018年 アンケートではトラブルが明らかにならなかったので、当事者、支援者と対面でヒアリング調査を行った。(徳島県・岡山県)120件の事例のヒアリングを行い、代表事例14事例を冊子にまとめている。※全体版は消費者庁のホームページから閲覧可能。
(1)知的障がい者の事例から、スマホゲームの課金のトラブルについて
実際に支援者が対応した事例を挙げ、アドバイスを交え解説されました。
(2)精神障がい者の事例から、訪問販売トラブルについて
実際に支援者が対応した事例を挙げ、アドバイスを交え解説されました。
※「訪問販売お断りシール」の活用。
(3)クーリング・オフ制度の概要と利用方法
クーリング・オフが可能な場面や実施方法を説明がありました。
(4)日頃から支援者が実践できる金銭管理への支援について
計画的にお金を使う理解・考える癖をつけることを促す方法を紹介されました。
(5)消費生活センターの概要と、近隣の相談窓口について
消費生活センターのホットラインを紹介、相談時に必要となる書類等の準備物を説明されました。岡山県、倉敷市に設置されている消費生活センターの紹介がありました。
(6)岡山県消費生活センターの取り組み
   障がいがある方の消費生活に関する教材を説明されました。障がいがある方は、同じトラブルを繰り返す傾向がある為、繰り返し学ぶ必要性があることを伝えられました。
3.成年後見制度における本人情報シートについて(倉敷市福祉援護課より)
(1)成年後見制度の利用者、成年後見制度利用促進法の背景
(2)成年後見制度の概要と任意後見人と法定後見人の違い
(3)後見人による支援と申し立てから審判までの流れ
(4)市長申し立ての概要と担当部署(福祉援護課)
(5)本人情報シートの活用方法と権利擁護に関わる支援者の連携
(6)成年後見制度の相談先、窓口について
(7)日常生活自立支援事業の担当機関と概要
(8)後見支援に必要な3つのポイント

質問:本人情報シートは、既定の雛型の利用が原則か。支援者が利用しているアセスメントシートを活用しても良いのか。
回答:市長申し立ての際には、倉敷市独自の様式である「本人情報シート別票」を活用する。裁判所は既定の雛型の活用を推進している。基本的には既定の雛型を活用し、追加情報があれば添付するべき。

4.地域体制強化共同支援加算の算定方法について(事業所指導室より)
(1)地域体制共同支援加算に係る報酬告示及び留意事項
(2)地域体制共同支援加算の趣旨、加算算定要件

【質疑応答】
・児童相談支援ももがプレで支援調整会議を実施した感想を述べられました。
「沢山の機関、それぞれの機関で頑張っているが、プレ会議を通して全体の支援方針が見えたのでとても有効な会議となった。」

質問:「保険・医療・福祉等分野の3者以上」の解釈として、3機関なのか、3分野なのか。また「プレ」とは何であるか。
回答:3者なので、3機関と考える。「プレ」とは試験的に行うという意味である。内容を確認するためにそのように表現している。

質問:留意事項通知に記載がある、支援関係者が支援等を行うにあたり要した費用とは具体的にどのような費用か。
回答:移動費や雑費(使用する文具代など)を想定している。

5.就労継続支援A型事業所に係る検証報告について(事業所指導室より)
(1)市内の就労継続支援A型事業所と相談支援事業所を対象とした検証の概要
(2)検証から明らかになった就労継続支援A型事業所の解雇事案の課題
(3)相談支援事業所の現状と課題
(4)課題に対する取り組みと今後の取り組み

【次回開催予定】
日時:令和元年11月8日(金)13:30〜15:30
          場所:くらしき健康福祉プラザ 201研修室

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