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相談支援部会・B型V型事業所連絡会コラボ企画「障がい者虐待防止研修」の報告書をアップしました
【平成30年02月20日】
障がい者虐待防止研修「みんなで考えよう!権利擁護のこと」
  〜みんなが安心して暮らせる地域に〜  報告書

 平成30年2月15日(木)にくらしき健康福祉プラザ 201研修室にて「障がい者虐待防止研修」を開催いたしましたので、ご報告いたします。
参加者46名(登壇者含む)

1. 基調講演「障がいのある方の権利擁護について〜障がい者虐待の防止〜」

倉敷市役所福祉援護課 主幹 本城 匡 氏より、障がいのある方の権利擁護についてご講演いただきました。
まず、倉敷市が平成28年に行った調査に基づいて、市民の障がい者への理解や意識についてお話され、その調査を踏まえて現在の障がい者の生活に関するアンケート結果のご説明がありました。
 障がい者の虐待や差別は家庭や施設という密室で起こることが多く、気づきにくい背景があること、またそのリスクに気づける能力の大切さや相談・通報・報告の重要性についてもご説明がありました。これらをしなかった結果、いずれは問題として起こり、その問題も大きくなってしまっている場合が多いこと、また第3者を入れ自分一人では判断しないことなどの注意点も挙げられました。
 また、福祉従事者として問題なのは無知≠無関心なことではなく、無関心で無恥になることであるとのご指摘もいただきました。支援する側はどうしても優位になりがちなので、対象者の視点に立つ大切さにも気づく講演となり、最後には「4つのきょうかん(共感・協感・響感・橋間)」というキーワードもいただきました。
 講演中は、本城氏手作りのYES NOカードや+1の付箋などもツールとして使ったことで、全員参加型の貴重な時間になったと感じました。

2. シンポジウム
登壇者:社会福祉法人クムレ 倉敷地域生活支援センター 井川 雅文 氏
登壇者:社会福祉法人四ツ葉会 就労継続支援B型オーダーメイド 吉田 秀樹 氏
助言者:倉敷市役所福祉援護課 本城 匡 氏
進行役:特定非営利活動法人リンク 倉敷地域基幹相談支援センター 永田 拓 氏
 上記の方々でシンポジウムを行いました。
 まず、永田氏より倉敷市の現状(A型大量解雇)、地域共生社会などについて触れ、現在の障がい福祉サービスでの利用は生活介護、就労継続支援B型が群を抜いて多いことを会場の皆さまにお伝えした後に、井川氏より「相談支援の立場から見た権利擁護について」というタイトルでお話していただきました。相談支援専門員の基本的姿勢として井川氏が日頃から気をつけていることとして「説得≠納得」ということが挙げられました。これは相談支援を行う際に、ご利用者様を説得するのではなく、メリット、デメリット、情報提供なども行い、ご本人様に決めていただき納得していただくという姿勢でした。また、A型事業所大量解雇の問題が、ご利用者様にどのような影響を与えたのか等も触れつつ、意思決定支援の重要性をお話されました。
 その後、実際に就労継続支援B型で支援をされておられる吉田氏より、事業所説明を含め、活動内容や、支援をする上で大切にしていることなどをお話されました。オーダーメイドでは画期的な取り組みをされておられ、ジョブタッグを導入され現在12社の企業と契約されているというご報告もありました。平成30年度報酬改定もありますが、その中で印象的だったのが、工賃向上はもちろん良いことだが、「工賃向上=本人の幸せの実現」も含まれているということでした。また、ジョブタッグは企業との連携から成り立っているので困った時に相談できるというメリットがあり、休耕田を使った農園業務では地域の方とのつながり、また地域を知ることにつながるというメリットがあるということでした。
以上のように、シンポジウムでは障がい者の権利擁護を意識した支援の在り方、考え方などについて話し合われました。

最後に、児島障がい者支援センターから「ピアサロン」のご案内、真備地域生活支援センターから「ヘルパー力向上講座」のお知らせがあり、閉会いたしました。
 また、アンケートも集計しておりますので、そちらもご参照ください。

主催:倉敷市・倉敷地域基幹相談支援センター
共催:倉敷地域自立支援協議会 相談支援部会・B型V型事業所連絡会

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